ゆうとのこと(小学校チャレンジ!篇)

難聴児の息子が地域の小学校に入学しました!親の視点からさまざまな気付きを綴ります。

難聴理解授業がありました

聴覚特別支援学校の先生が、1年生全員を対象に難聴理解授業を行ってくれました。

これは学校(校長)が聴覚特別支援学校に依頼したものです。

私も聞きに来ていいと言われたので、行ってきました。

朝、スクールガードの方にその話をしたら、その方もわざわざ聞きに来てくれました。

気持ちが嬉しい。感謝です。

さすがに先生のお話は上手で、わかりやすかったです。

難しいことを多く伝えることはできなかったけれど、1年生なのでこんなもんだろうと私も思います。

伝えたかったポイントは押さえてくださって、子どもたちも45分間集中して聞いてくれたので良かったと思います。

先生方も、知らないことが多かったと言っていたので、良かった。

息子はどんな気持ちで聞いていたのか気になりますが、朝、聾学校から先生がきて難聴のことを話してくれるんだって、と話すと「嬉しいな」と言っていて、授業中は真剣に聞いていたようなので、いろいろ受け止めてくれてたら良いなぁ、と感じます。

そして、本当に改めてなのですが、息子は苦労するだろうなぁ、とこれからの決して平坦ではない人生を想像して心の中で泣きました。

命の重みを考える

富山の事件、驚きました。

犠牲になった方や、学校からの連絡を受けて自宅で待機していた保護者の方、生徒を守ろうと必死だった先生方、息を殺して恐怖と戦っていた子どもたちの気持ちを思うと涙が出ます。

先生方は「君たちを絶対に守る」と言って子どもたちを励ましていたそうですが、その言葉の重みを感じます。

逃げられない状況の中で、もし自分だったら、やはり犯人に背を向けることはできないだろうし、最悪の場合は最後の一人が逃げ延びるまで、犯人と対峙せざる得ないという覚悟を持つと思います。

先生というのはただ勉強を教えてくれるというだけではなく、子どもたちの命も預かっている大変なお仕事なのだと、改めてその職務の重みを感じ、毎日息子が元気に家へ帰ってくることに感謝をしたいと思いました。

家で待機の連絡を受けていた保護者の方の気持ちも、大変なものだったと思います。

今すぐにでも駆けつけたい不安な気持ちと戦っていた時間は、気の遠くなるような長さだったと思います。

そして、我が子の無事な姿を確認したときの気持ちを想像するだけで涙がでます。

亡くなられた方は、それまで一生懸命に生きてきた人生を突然断ち切られて非常に無念だったと思います。

命を奪う権利は誰にもないのに、簡単に奪われてしまう事件が本当に多すぎます。

その人の生きてきた歴史を想像できたら、とても奪えるものではないと思うのですが。

私は若い頃父の突然の死を経験し、命は明日も絶対にあると思えなくなりました。

数ヶ月先に楽しい予定であっても、その日を心待ちにするほどの明日への信頼感は正直薄く、いつもどこか気持ちは冷めています。

これは父の死でうけた自分のトラウマかもしれません。

命というものは儚くて、死ぬことよりも生き続けることの方が大変だと知りました。

息子が「行ってきます」と家をでてから「ただいま」と帰ってくるまで、その命は私の手から離れてしまうのだということを怖いと思うこともありましたが、今回の事件でまたそれを感じてしまいました。

自分の死よりも、子どもの死が怖いと思うのは、母親になれば当然のことだと思いますが。

悲しい気持ちだけが残るひどい事件でした。

 

【追記】

学校から学区で起きた不審者情報が流れてきました。

子どもたちの下校途中にシルバーの自動車が追いかけてきたとのことでした。

こういう事件の後は、模倣犯、愉快犯が増えると言われていますが、まさかこんな田舎でも・・・という感じで怖いです。

他人事だと思わないようにしたいですね。

友だちや失敗から学ぶこと

長雨の候、いかがお過ごしでしょうか?

我が家は部屋干しの匂いでいっぱいです。

 

スクールガードをやっていると、子どもたちのいろいろな関係が見えます。

いまあの二人はケンカしているのかな?とか、最近グループから外されている子がいるな、とか。

うちの息子もいろいろあるようです。

毎朝一緒に学校へ行く友だちと息子が、今週は離れて歩いている姿が見られました。

あれ?ケンカでもしたのかな?と気になったので、昨日息子にそのことについて聞いてみるとこんな答えが。

「最近、○○くんが僕に嫌なことを言ったりするんだよ。朝も一緒に歩いてくれなくて。でも理由はよく分からないんだ」

理由は絶対にあるはずなんだけど、それが何なのか私も知りたいと思いました。

もしかしたら、今すぐには思いつかないかな・・・。

少し時間をおいて、今後はパパから聞いてもらおうと思いパパへ電話。

夜いつもより早く帰ってきてくれたパパが、さりげなく「最近学校はどう?」と聞いてくれました。

私には心配させまいとわざと余計なことを言わない息子も、パパには素直に話します。

たまに友だちに嫌なことを言われることや、仲間に入れてもらえないときがあることなど、ぽつりぽつりと話していました。

嫌なことというのがどういうことなのかは分かりませんが、相手は悪気はなくても本人にとっての嫌なことなのかもしれません。

私たちとしては、多分息子の性格の幼さと負けず嫌いなところとか、頑固さ(柔軟ではない)とか、難聴がゆえに生じる様々な誤解が、友だちを苛つかせているんだろうなぁ、と考えています。

息子がそれに気がつくためには周りをもっとよく観察しないとだめで、人の話をもっとよく聞こうと努力しないとだめで、もっと相手の気持ちを想像しないとだめで、その上で自分が変わろうと考えないとだめだと思います。

パパが(珍しく)優しい口調でそれらを息子に話してくれたので、息子も少し原因が分かったようでした。

そういうことは小さい頃パパもママも経験したよ。失敗もいっぱいしてきたよ。だから、これは君を責めているんじゃなくて、パパとママからのアドバイスとして聞いてね。という感じです。

でも困ったことがあったら、隠さずにパパとママにお話ししてね。

だって、パパとママは君のことが大好きだし、いつだって味方だからね。

 

さて、朝になって「今日は一人で考えたいから先に行くよ」と言って少し早めに家を出て行きました。

私はスクールガードとしていつも通り子どもたちの集合場所へ。

「あれ?ゆうとくんは?」

と気付いてくれた子に、

「うん・・・ちょっと、今日は先に行かせてもらったんだ。ごめんね」

と答えると、「僕、追いかけるよ」と言ってくれたので、他の保護者にその場を頼んで一緒に息子を追いかけました。

そのときにその子と話しながら歩いていて、息子が自分の話を聞いてくれなくてイライラしたこととか、偉そうに注意するくせに自分はちゃんとやっていないところが嫌だとか、いろいろ教えてくれました。

「そうなんだ、それはゆうとが悪いね。ごめんね。ゆうとも昨日少し反省して、それで今朝もひとりで考えたいって先に行ったんだよ。本当は○○くんと仲良くしたいと思っているし、これからも一緒に学校へ行きたいと思っていると思うんだ」

と話すと、「僕もゆうとくんと一緒に学校へ行きたいよ」と言ってくれてとても嬉しかったです。

途中で他の友だちと合流し「ゆうとくんが先に行っちゃったんだよ」「え~、それじゃ追いかけようぜ」と男の子たち3人で走って追いかけてくれて、校門のところで追いつきました。

「お~い、ゆうと~」と3人に声をかけられて、すごく驚いた顔。

「みんな、ゆうとを追いかけてくれたんだよ」と話すと、恥ずかしそうな顔で「ありがとう」と息子。

「明日はいっしょに学校へいこうな」と言ってくれる友だちに感謝の気持ちでいっぱいです。

これから何度もこういうことがあると思いますが、ひとつひとつが勉強です。

失敗は無駄ではないと信じたい母でした。

体外機の買替え助成が始まりました

正直、こんなに早く始まるとは思っていませんでした。

平成27年に県から各市町村に「通知文書」が届き、平成28年度から2市が助成をはじめたことをきっかけに、これはもしかしたら・・・と淡い期待を抱き始めたのは、まだ私が他県にいた頃のことでした。

各自治体の助成状況は常にチェックしていましたが、平成28年に突然県内(私は当時他県民でしたが)の2市が同額(37万2000円)で同時に助成を始め、「あれ?」と思ったのは平成28年夏頃でした。

すぐにその市の福祉課に電話をし助成に至る経緯を聞くと、県からの「通知文書」に基づいて実施を始めたということだったので、すぐに県に電話。

事実関係を確認すると、こういうことでした。

 

平成18年の障害者自立支援法の施行に伴い創設された「補装具費支給制度」に関する補装具の品目を並べたガイドラインを、障害福祉政策の一環として県が作成し、3年毎に各自治体に品目の見直し等内容の検討を指導しているが、平成27年ガイドライン見直しの年だった。

人工内耳については高額医療費の対象であり、「補装具費支給制度」の補装具の品目にはないが、県の独自調査で人工内耳の買替え助成が全国で広がってきていること、県内でも先行して実施している自治体があることをうけ、「通知」というかたちでガイドラインと一緒に送った。

 

ちなみに「通知」というのは命令ではなく、あくまでも判断は各自治体に任せるという性格のものです。県は命令できる立場ではないので、各自治体の「努力義務」になるわけですが・・・。

じゃあ、やってない自治体は努力が足りないのか、というと、それだけではないのですが、知らないっていうところもまだ多いような気がします。

だから、そこに住んでいる人が行政に訴えないといつまで経っても始まらない、ということになるわけです。

 

私は平成29年に今の市に転居してきたので、すぐに障害福祉課に行ってこう聞いてみました。

「県の通知をうけて○○市と○○市は助成を始めましたが、なぜこの市はそのタイミングで始めなかったのですか?今後始める予定はありますか?」

すると担当者が言った言葉。

「周りの市町の様子を見て、他が始めたら考えます」

という驚くべき回答でした。

そんな馬鹿にした回答あるかな?と怒りがこみ上げてきましたが、これは黙っていてはいつまでたっても始まらないなと確信したひと言でした。

実は、この件については長年いろいろな方が市に訴えてきた長い歴史があります。

それでもなかなか進まなかったことが、この回答のわずか1年後に叶うことになろうとは、今回の助成開始はとても多くの方が驚いています。

 

時代が追い風になったとも言えますし、やはり親の会の存在が大きかったのではないでしょうか。

一人で訴えても声というのはなかなか届きませんが、多くの声は届きます。

その声に賛同し、支援してくれる人も現れます。

決定打となったのは昨年11月の議会で、二人の市議が同時に一般質問をしてくれたことだと思っています。

議員と打ち合わせを始めたのは議会が始まる直前だったので、短期間であそこまでよく調べてまとめてくれたと感謝しています。

はじめて議会を傍聴しましたが、あのような場で私たちの要望が取り上げられることに感動すら覚えました。

そのときの市からの回答は「検討」に留まり、明確に始めるという回答は得られませんでしたが、市もこの件を真剣に協議し予算を取り制度化してくれたことに心から感謝をしたいと思います。

 

福祉とは、やはり「人」なのだと感じます。

 

ちなみに、助成金額は37万2000円でした。

なぜこの金額?と思った方も多いと思います。

これは、「補装具費支給制度」の定める額「市町村民税非課税者以外のものの上限月額:37200円(37万2000円の1割負担額)」を参考に、平成27年の通知文書に県が「この金額が適当であろう」と示した額です。

スピーチプロセッサは1台100万円することは行政も知っていますが、他とのバランスを考えると仕方がないのかもしれません。

県内の助成平均額が20万円ですので、市が独自にしっかり考えてくれた結果だと評価していいと思います。

そして私たち親としては、その助成は税金であるということを忘れずに、支えてくださる地域の人たちに常に感謝の心を忘れないようにしたいと思います。

全国統一小学生テスト

この時期、庭の手入れがとっても大変です。

バラのショートを2,3日忙しくて放っておくと、あっという間に伸びてしまったり、先月刈ったばかりの芝生は1ヶ月あまりですでにボサボサ。

貴重な午前中が、庭の手入れだけで終わってしまうこともしばしば。

うちの息子も急に身長が伸びてきたと当時に、生意気にもなってきました。

自然も子どもも生育期ということで、栄養も大切ですが、手入れも大切。

昨日と今日の変化を見逃さず、必要なことは先延ばしにしないようにと感じます。

 

先月、四谷大塚が年2回実施をしている「全国統一小学生テスト」の第1回目を受験させてみました。

最初なので、まずは腕試し、度胸試し。

いま自分が全国でどの辺りにいるのか知ることは無駄ではないし、苦手なところを知り、無駄の少ない勉強をする上では良い機会と考えました、

小学校をお受験したお子さんでなければ、ほとんど多くの小学1年生というのは、生まれて初めての試験なのかもしれません。

うちの息子もそうでして、試験会場の特殊な空気に「あれ・・・ちょっと違う」と感じたのか不安を顔に浮かべていました。

親は試験会場には入れないので、ここから先は誰にも甘えられない、自分だけが頼りの実力の世界だと思い知ったことでしょう。

小さいのに可哀想と思うか、小さいうちからこの空気に触れることを良い経験と捉えるかは親の価値観だと思います。

たぶん、小1からこうした試験を受けさせる保護者というのは、少なからず中学受験を意識している方だと思うので、早めに「本気」の人たちの空気に私が触れてみたかったというのもあります。

私たち夫婦は、息子にはできるだけ多くの選択肢をもってもらいたいと願って子育てをしています。

なので、基本的に好き嫌いはありません。

息子の人生の次の大きな節目は「中学校進学」で間違いないので、そのときに本人が「公立」か「私立」か、自分の意思で選択できるだけの貯金(学力)を身につけるためのサポートは惜しみなくしてあげたいな、と思っています。

中学受験は突然やろうと思っても無理だからです。

 

私はずっと私立育ちで、主人は公立→国立できた人なので、実は夫婦で考え方はかなり違います。

住んでいる場所でも考え方の違いはあると思うのですが、「私立だからいい」とか「公立だからいい」ではなく、息子の性格や将来の夢への近道という視点から、学校というものは選ぶべきではないかなぁ、というのは共通した意見です。

ただ、何も考えずに地元の学校へ行く、というのだけは避けたいと思います。

きちんと意思をもって地元の学校を選ぶなら、それは大賛成です。

だって、中学は選べるんだもの。

選べるものはとことん選んでほしいと思います。

例えていうなら、外食とお財布の関係。

お給料日前でお財布の中身が寂しい状態でのランチタイム。

食べたいものがあっても我慢せざるを得ないこともあり、限られた選択肢の中からお店を選ぶと思います。

でもお財布がパンパンだと、あそこもいいな、ここもいいな、といろんなお店を選べて、且つ、食べたいもの、新しいもの、珍しいもの、美味しいものに出会える。

それと同じです。

お財布の中身は努力次第で増やせます。

 

 

さて全国統一小学生テストに話は戻すと、1年生は国語と算数を受験します。

試験時間は各15分、配点は100点満点です。

マークシートではなく記述式です。

 

試験の内容は、かなり難しいです。

まず驚くのは問題数の量、半端ないです。

わざと制限時間ではできないくらいのボリュームで作っているとも聞きます。

ここで、感じたのは時間感覚のことです。

息子はまだ15分間はどれくらいか感覚的に分かっていません。

時間感覚を磨くには、ゲーム感覚で身につけるのが良いと聞きます。

親と子、お互いにストップウォッチをもって「よーいどん」でスタートボタンを押す。

目をつぶって自分が「1分」と思ったところでストップボタンを押す。

ただそれだけなんだけど、とてもいい訓練になるそうです。

日常的にいろいろなことを、だらだらやっていたことを反省しました。

これは何時何分までにやっちゃおう、これはあと何分で終わらせちゃおう、という時間を意識した生活を心がけようと思います。

 

内容的には、普段からドリルや通信教育や塾に行っているなど、学校以外でどんどん学習が進んでいる子じゃないと、ちょっと歯が立たない内容だと思いました。

小1でこの試験内容。

解ける子も大勢いるわけですから、個々の環境によって、小1の5月時点ですでに学力の差というのは大きく開いていると実感します。

この子たちが小4になるときに身につけている学力と、小4から本気になって勉強し始めた子どもとでは、すでにスタートラインが大きく違っているというわけで、その差を埋めるのは相当な努力が必要だと感じます。

小さい時からコツコツ学力を積み重ねることの大切さを、実感しました。

 

国語は長文読解がポイントで、普段から活字に親しんでいないと問題用紙を開いた途端に嫌になることも。

算数は、ロジカルな問題の配点が大きかったです。

計算が得意なだけで点数を取れる時代ではなくなったと感じます。

総合的な理解力を求めているんでしょうね。

厳しい時代になりました。

 

さて、昨日試験の結果が届きました。

予想した通り、「算数」は良い成績でした。

特に図形はやっぱり強かった。

そして意外だったのは、「国語」も悪くなかったこと。

実は、長文問題に手こずり、時間内に全ての問題を終えられなかったと聞いていたので、相当ボロボロで返ってくるだろうと思っていたのです。

解答できた問題でここまで伸ばせたのなら、逆にとっても悔しい。

サッカーじゃないけど、勝てた試合だったかもしれない。

長文を読む速度がポイントでした(つまり、速読が勝敗を決める)。

でも、次のリベンジに向けて課題が見えてきて良かったです。

正答率で見ると最後の問題は0.1%で、最後までいけた子がほとんどいなかったことが分かります。

息子の弱点を知るためには、正答率の高い問題で間違っていないかをチェックすること。

なんと、正答率83.2%の問題が間違っていました。

つまりこの手の問題が苦手ということです。

国語にはそれがなく、算数にそれがあったということは、得意な教科だけにおごりがあった可能性もあり、もう少し丁寧に見ていく必要があると感じます。

偏差値もでました。

やはり首都圏と関西圏は別格です。

まだまだだと感じます。

 

水泳の授業が始まりました

事前に担任や養護教諭と進め方を相談し、次のように決めました。

(1)アクアプラスは自宅から装着した状態で登校する。

(2)アクアプラスをしない側の体外装置は着替えの時にケースに入れて保管する。

(3)プールサイドではミニマイクロフォンは使用しない。

 

(1)アクアプラスをすると、マイクロフォンがシリコンケースの中に入るので当然聞こえが悪くなります。ですので、水泳授業の都度入れ替えをするのが理想です。

ただ、これを担任や支援員の先生にお願いするのは無理だと判断しました(後述します)。

本人ができれば一番良いのですが、これもまだ無理と判断。

私が水泳授業の度に行くということも考えましたが、息子がこれを拒否(恥ずかしいとかいろいろ)。

となると、もう、アクアプラスをしないで水泳授業を受ける、または装着した状態で学校へ行く、の2択しかありませんでした。

というわけで、いつもの「やってみて問題があれば方法を変えていく」ということにして、とりあえずは自宅からアクアプラスを装着した状態で登校しています。

アクアプラスをしているのはN6なので、他の授業はミニマイクロフォンで対応できるメリットがあります。

ロジャーと上手に使い分けできればいいなと思っています。

今のところ、特に本人に不満もなく、問題はないようです。

 

(2)うちの息子は右はN5、左はN6を使っていますので、N5はアクアプラスに入れずに登校しています。

着替えの時にケースに入れて保管するのは息子の自己責任で行っています。

 

(3)プールサイドではミニマイクロフォンを使用しない、というのは学校からの要望でした。

防水性のない機器の取り扱いには慎重にならざるを得ないということも理解できたので、今年は使用を諦めました。

息子に聞くと、アクアプラスをしていれば、先生の声はなんとか聞こえるから大丈夫と言っています。

今年はとにかく初めてなので、いろいろ様子見です。

 

プール開きの日に、息子の様子を見るために授業を参観しました。

あいにくの雨で、着替えの練習をする、という時間になりました。

担任が1名、支援員の先生が1名の2名で30名くらいの子どもたちの着替えを見守るのですが・・・結構大変でした。

慣れてくればもう少し落ち着いて着替えられると思いますが、こうした中で息子のアクアプラスの装着をお願いするのは無理だと感じました。

息子に練習させることは言うまでもありませんが、大人でも結構力がいるんですよね・・・。

短い時間の中でいろいろできるようになるためには、練習と慣れだと思います。

泳ぐことに関しては、幼稚園の頃からスイミングを習っているので不安はないようです。

学校にそれをお伝えしたら安心していたので、やっておいて良かったな~と感じています。

人工内耳を友だちに壊された場合の対応

について、どの家庭も夫婦で話し合っているのかな?

うちはあんまりしたことがなくて(笑)

だから、いざというとき慌てました。

 

15時、いつものように「ただいま~」と帰ってきた息子の様子がちょっと変だったので「どうした?」と聞くと「人工内耳が壊れたかもしれない」。

え!?どうして?何があったの?と聞くと、昼休みに同じクラスの男の子とケンカをして、耳にかけていた人工内耳を取られて思い切り遠くへ投げられたというのです。

ひぇ~、マジで??そんな恐ろしいことをする子がいるの?と絶句。

「急いで拾いにいったんだけど、着けたら聞こえにくくなってて・・・」

「それで、そのことは先生にいったの?」

「うん、言った。そしたら先生が怒ってくれた」

「どうしてケンカになったの?」と聞くと

ブランコの順番を待つのに並んでいたらその子が横入りをしてきたので、注意したらケンカになったとのこと。

どこまで信じていいのかなぁ、と思ったけど、人工内耳を故意に投げるという行為はやはり見過ごしてはいけないと思いました。今後のためにも。

慌てて連絡帳を開くと、たしかに「今日、友達に人工内耳を投げられたそうです。すみません」と書いてありました。

相手の子は違う幼稚園から来た子なので、お家もお母さんも知らなくて。

相手がどういう人かわかったほうが対応しやすいと思い、とりあえず同じクラスの仲良しのママ友に電話。

「○○さんって知ってる?」

「知らないなぁ~」

がくっっ。

そしたら、電話の向こうから子どもの声がして、「今日見てたよ!ゆうとくんの人工内耳を投げちゃったんだよ。それで壊れちゃったって言ってたよ」

よく見ててくれてるんだな~。

「それは、相手の家に修理代を請求すべきだよ。これからもこういうことがあるかもしれないし、はじめが肝心だと思うよ」とアドバイスをもらいました。

学校からの連絡も連絡帳だけどいうのは・・・・ちょっと、とは思いました。

昼休みから何時間経っているんだろう。

他人事みたいで・・・まぁ、他人事なんだろうけど。

人工内耳はただの機械じゃなく、ゆうとの大切な体の一部なんだってことを本当に理解してくれているのかなぁ、と思ったり、筆箱とかノートを投げたのと一緒にされては困るなぁ、と思ったり、とりあえず電話くらいは欲しかったなぁ、とかいろいろごちゃごちゃ考えました。

人工内耳だってずっと言ってるのに、いまだに「補聴器」って言ってるし・・・。

もう私もめんどくさいから「補聴器」といわれてもスルーしてしまっていますが、それも悪いのか。

私の好物はカレーパンですって言っているのに、いつまでたってもクリームパンが好きだと思われている気分。

要は、相手にとってはカレーパンであってもクリームパンであっても、パンならどれも一緒でしょ。という程度にしか思われていないような気分。

ただのカレーパンじゃないのよ、1個100万円するカレーパンよ!と言えればどんなにいいか(笑)

幼稚園だったら、たぶん初期対応はもっと良かった気がします。

 

ママ友も「ゆうとくんの耳を引き剥がして投げられたのと同じだよ!学校の対応も良くないよ」と言ってくれましたが。

仮に、めがねを投げられたり踏みつけられたりしたら、迷わず学校にも言うし、相手の家にも弁償してもらいたいと言うかしれない。

なんで人工内耳だと、こんなに躊躇してしまうのだろう?

元々の値段がめがねなんかとは比べものにならないくらい高額だということとか、そういうものを身につけて学校に行っているんだから(仕方がないけど)、ある程度は覚悟が必要だということもわかっているし、はい、修理代を弁償してくださいと軽く言える金額じゃないだろうしな~、とか。

金額を言ったら変に壁を作られるんじゃないかとか、いろいろごちゃごちゃ考えました。そして、小学生ならやっちゃいけないことくらいわかるだろうと思っていた自分の甘さも反省です。

わからない子もいるんだな~、これが。

男の子って衝動的で、理性をコントロール・・・なんてまだ低学年の内はできない子もいて当然なのかも。でも、少なくともうちの息子はそんなことは絶対にしないと思うし、幼稚園からの友だちでそういう子もいないので、みんなそのレベルまで達していると思っていたのは私の甘さかな。

来週、聴覚特別支援学校の先生が来て、1年生全員を対象に難聴理解授業をしてくれると聞いていた矢先だったので、本当に残念。

とりあえず、担任に電話をして詳しい状況を聞きました。

それで、故障したかもしれないことを伝え、修理代が発生するかもしれないこと、故意に投げて壊れた場合は保険が効かないことなども。

相手のお家にも、もしかしたら修理代を請求することになるかもしれないので、その旨をお話してくださいとお願いしました。

私からの電話で学校も「これはまずい」と気付いてくれたみたい。そうなんですよ。これは本当にまずいことなので、繰り返さないために、はじめの対応が肝心なんですよ。

わかってくれたかな~。

子ども同士のケンカにいちいち親が口を出していると誤解を受けないか心配だったけど、それはそれ、これはこれ。ということなんだな~、勉強した。

 

【追記】

ちなみに、動産保険に加入している場合は、保険請求できるようです。

相手が個人賠償責任保険などに加入していないこともあるので、そこはカバーできていいと思います。

ただ、毎年高い保険料を払って動産保険を更新し続けることと、都度(例えば相手に請求できなかった場合)3万円を出してダイレクト交換をするのとどっちがお得だろう?と考えると、確率を考えてうちは動産保険にはあえて加入していません。